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2024.11.25
「なぜ大手企業の事業部長が、ベンチャーの宿夢へ?」宿夢の従業員インタビュー #1 | 執行役員 北村 遼
宿夢は「宿の総合商社として宿の夢をかなえる」というミッションを掲げ、2020年に代表の石司が創業しました。
「宿泊施設の課題を解決に導く真のコンサルティング」が提供できる弊社には、下記のような多種多様な経験を積んだ宿泊施設の課題に深く入り込める、経験豊富で優秀なメンバーが結集しています。
在籍メンバーのバックグランド( 一例 )
- 大手国内OTAの高級旅館チーム責任者
- 大手国内OTAの新規事業部責任者
- 日本1周を5回制覇した国内旅行マニア
- 飲食店DX企業のカスタマーサクセス業務構築者
弊社に少しでも興味を持っていただけた方に向けて、宿夢にどのようなメンバーが在籍しているかをお伝えしたいという想いから、メンバーにキャリアのバックグランドから、宿夢参画の経緯などについてインタビューしました。
北村 遼(株式会社宿夢 執行役員)
2016年に「上智大学」を卒業。
新卒では、大手企業向けERPパッケージソフトの開発・販売・サポートを行う「ワークスアプリケーションズ」の営業に従事。2社目は、高級宿泊施設の予約サイトを運営する「一休」にて、高級旅館・ホテルを累計300施設以上担当。
同時に、新サービス「一休.comふるさと納税」を2名で立ち上げ、初年度から事業の黒字化に成功。その後、事業部長に就任し、事業を急成長させた。30歳になったタイミングで新たな挑戦を決意し、株式会社宿夢に参画。
これまでのキャリア「若手に最高難易度の仕事を与えるベンチャー企業から、大手宿泊予約サイトの一休へ」
1社目は「若手に最高難易度の仕事を」と謳う会社で、修行したい自分にとってドンピシャの会社でしたが、とんでもなく辛いことも色々ありました。同じ部署に配属された同期は、最初は35名でしたが、1年後には半分、2年後には5名ほどにまで減っていたと思います。それでも、何もできない自分に対して、本気で厳しく接してくださった先輩方は、今も大好きで感謝をしています。
Q. 一休への転職経緯とその後は?
もともと修行のために就職した会社なので、最初から転職はするつもりでしたが、新卒入社から3年が経過したタイミングで転職しました。なぜその時期だったかと言うと、割と単純で、入社当初に立てた「何が何でも3年は生き残る」という自分なりの目標を無事に達成できたからです。目標としては一見低すぎますが、本当に毎日を乗り切ることに精一杯で、今でもよく続けられたなと思っています。転職先は「好きな商材×ベンチャー気質」という軸で検討していました。その結果、2社しか該当する企業がなく、選考を進めた結果たまたま一休だけ受かり、転職しました。
一休では、高級旅館・ホテルの営業を5年ほど務めました。全国を飛び回り、ありとあらゆる高級宿を見てきたので、宿にはかなり詳しい自負があります。 入社して2年ほど経ったときに「このままだと成長が鈍化するので、働く環境を変えるべきだ」と考えるようになりました。それから色々な方に相談して社内で声をあげた結果、新規事業(ふるさと納税サイト)の立ち上げを任せていただけることになりました。
立ち上げは当時の事業部長と2名で取り組み始めましたが、自分が責任者のつもりでとにかく頑張りました。サイトの立ち上げに無事成功した後は、驚くほど早いタイミングで事業を黒字化できたこともあり、すぐに事業部長のポジションを自分に譲っていただけることになりました。 事業部長になって見えるようになった景色は沢山あり、今までの自分の小ささを日々痛感していました。
宿夢参画のきっかけ「宿泊施設や業界と本気で向き合い、自分の力をさらに磨きたい」
Q. 宿夢参画のきっかけは?
一休で、急拡大している新規事業の責任者を務めることは、とても楽しくやりがいもありました。正直なところ待遇も良くて、辞めたいという気持ちはあまり強くなかったです。それでも心のどこかで、「本当に自分は世の中に通用するのか」「今はもっと、小さくて幅の広いビジネスを経験した方が良いのではないか」といった、キャリアに対する何となくの危機感は持っていました。
とりあえず外の世界にも触れた方が良いだろうと思って、様々なスタートアップ企業の情報収集を進めていくうちに、「宿泊施設と深く総合的に関わる」ことができる宿夢で、自分の力を試したいと思うようになりました。 石司さん(宿夢の社長)は一休時代から知っていて、何度か商談も同席したことがありましたが、自社サービスを営業するのではなく、とにかく徹底的に宿と向き合い続ける方というイメージでした。(もちろん営業の実績も文句無しでした。)
久しぶりに石司さんと話した時も、そのスタイルは全くぶれていなかったため、「石司さんが作った会社なら、宿泊施設や業界と本気で向き合い、幅広いビジネスを経験できる」と思い、宿夢に参画することにしました。
Q. 実際に宿夢に参画してみてどうか?
本当に宿泊施設の課題解決に集中できる環境だと実感しています。宿泊施設に必要なことであれば、ほぼ何でもできます。これは本当にやるべきなのかと判断に迷ったときに、石司さんに相談すると「宿のためになると思うなら全然いいじゃん、やろうよ」と即答いただくことがほとんどです。
また他の従業員は、志が高く、素直で温かい人ばかりです。変に感情的になる人もいないため、コミュニケーションが円滑です。 メンバー各々が自然体で過ごしており、とても働きやすい環境だと感じています。
今後やりたいこと「目の前のお客様に向き合い続けて、もし必要があればサービスを作る」
Q. いま現在どのようなことをしていますか?
いまは担当施設様へのコンサルティングと、宿泊業界特化型の人材サイト立ち上げが主な業務です。コンサルティングについては、OTAの活用のみに留まらずweb集客全体をカバーした戦略を策定しています。また宿泊施設様によっては、客室改装やオリジナル商品作成など、実際の宿づくりまで併走させていただくこともあります。人材サイトについては、宿泊施設様からの強いご要望があっての立ち上げとなります。宿泊業界特化型のふるさと納税サイトを立ち上げた経験を活かして、少しでも宿泊業界の人手不足に貢献できればと考えています。
Q. 今後、宿夢でやりたいことはありますか?
抽象的ですが、社会的価値の高いサービスを何か1つ作れたら嬉しいなと思っています。何となくのイメージとしては、年間売上が少なくとも1千万円を超える、自分の得意領域である「IT×宿泊施設×自治体」を活かしたサービスです。 ただ、現時点でサービス作りに固執しているかと言えば、全くそうではありません。今もこれからも、とにかく目の前のお客様の課題に、深く真摯に向き合い続けたいと考えています。その結果、新たなサービスを作る必要があるとなった時に、そちらに専念したいと思っています。
宿夢が大切にしていること「常に学び続け、行動し続けること」
Q. 宿夢にフィットしそうな人は、どのような人だと思いますか?
「自社のサービスだけを取り扱うことに、危機感を持っている人」だと思います。何となくの違和感を持っている人もいいと思います。宿夢は、創業してまだ5年も経過していない、若くて小さな会社です。そして先ほどお伝えした通り、代表の石司はとにかく目の前の顧客の課題に、真摯に向き合う人間です。そのため意思決定がとにかく早く、お客様の課題解決に必要なことに全力で動きます。 マニュアルのようなものはなく、とにかくお客様の課題を論理的に紐解いていき、重要な課題を特定し、課題の解決を目指します。もしそのような仕事をしてみたいという方がいれば、ぜひお気軽に宿夢に連絡してみてください。